私は高校1年生のとき、「日本一の大学とはどんなものか。行ってみたい!」という思いから東京大学を目指し始めました。
特に素晴らしい将来の夢があったわけでもありません。
ただ、日本一の大学の実情を見てみたかった。
もしかしたら、素晴らしい人がたくさんいるかもしれない、と期待していました。
そうやって夢を抱いていたものの、東大を目指す過程はかなり厳しかったです。
まず、周りに実際の東大生がほぼ存在せず、「どうやったら、何をしたら東大に受かるのか?」という情報が圧倒的に不足していました。
また、東大を目指すための環境も、全国のライバルに比べると整っていませんでした。
強豪校では1クラス全員が東大を目指していて、先輩も東大に合格していて、そもそも学校の授業で東大の入試対策をしてくれる、なんてところもあります。
流石に徳島の高校ではそういうワケにはいきません。
毎年合格者が県内で1桁台、うまくいけば10数人なので、東大対策をするメリットが全くと言って良いほどありません。
また、私の場合は、高校で所属していたクラスのカリキュラム上、東大受験に必要な社会科目のうち1つを学校で受講することができませんでした。
つまり、世界史Bか日本史Bのうちいずれかを独学で身につけ、入試に臨む必要があったのです。
その事実を知ったときはかなり絶望しましたが…それでもやっぱり東大に行きたかったのです。
高2の春くらいから、日本史の勉強を授業時間外に始めました。
社会の先生が時折ポイントなどを教えてくださったので大変ありがたかったです。
結局、最後まで日本史は得意にはなりませんでしたが…なんとか間に合わせることはできました。
しかし、入試直前までずっと何かが欠けているような不安感、全国の受験生に比べてハンデが大きいことへの絶望感は拭いきれず、9年経った今でも思い出すと辛くなります。
それはさておき、①東大進学者が非常に少ない徳島から東大を目指す②日本史を独学という二つの大きなハードルを乗り越えて、今の私があります。
こんなにも大きな壁を乗り越えたからこそ、「校内順位を上げる」「県内の公立高校に合格する」といった生徒さんたちが乗り越えようとしている壁は、私からすると「正しい勉強方法を実行すれば絶対乗り越えられる、大丈夫」と思えるのです。
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